次なるヴィンテージの創造を掲げる「ANACHRONORM」とのコラボレーションアイテム。両ブランドが過ごしてきた時代やムードを感を再共有しながらイメージを出し合い、今を切り取り、再構築したメディスンバッグ。

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アナクロノームのデザイナー田主さんはいわゆる「アメカジ」的な文脈はもちろん、サブカルチャーやストリートカルチャーにも造詣が深く、その話が尽きることはありませんでした。

90年代初頭のパンク、ロカビリー、ヒップホップ、スケーターなどがカオス的に共存しつつ、音楽、ファッションシーン共に、大きくミクスチャー的なものへ発展。その流れから「balanceweardesign」を立ち上げ、当時の東京・渋谷・裏原宿や地方、メジャーやアンダーグラウンドをどのような角度から見ていたのか。そしてハウス・テクノのクラブカルチャーなどを経て、日本や地元岡山に関する想い、「ANACHRONORM」へ至る過程を聞かせていただきました。

そういえば途中で話が脱線して、日本のアニメの話題になりました。私もよく観ています。『AKIRA』や『ガンダム』や『エヴァンゲリオン』はなんとなく想定内でしたが、『シュタインズゲート』から『異世界おじさん』などの転生ものやタイムリープものもチェックされているお話は意外でした。しかしそれは根底にはSF的なもの、つまり「答えがないもの」に対しての興味関心があり、それが既存のステレオタイプなモノづくりとは一線を画している一つの要因になっているのかな、と理解しました。

同時に、次世代メンバーである谷口さんや伊坂さんは、実は「化繊テック系」や「モード」の影響を大いに受けており、また面白い視点を有しており、凝り固まらずに変化することができる、バランスの良いチームに仕上がっているなと全体的な印象でした。数時間の内容を随分と要約してしまいましたが、第二弾も既に別の企画で仕込み中です。リリースは来年になるかとは思いますが、また詳細をお届けします。よろしくお願い致します。

 

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×ANACHRONORM

"W.B.M"

Launch : 2024年8月30日 12:00